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2014年12月3日(日)ヴァイオリン・リサイタル ◆ピアノ ロベルト・クーレック ◆場所 愛知県芸術劇場コンサートホール ◆プログラム W.A.モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタト長調K.301 R.シュトラウス/ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18 S.S.プロコフィエフ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタニ長調 Op.115 C.フランク/ヴァイオリン・ソナタイ長調 久しぶりに有給を取って名古屋までコンサートに行ってきました。CDを聴いて演奏が良かったのでリサイタルに行ってみました。シュタインバッハーさんはドイツのミュンヘン生まれのヴァイオリニストです。ピアノのクーレックさんはラトヴィア生まれのピアニストです。この日の客入りは7割ぐらいでしょうか。私は2階席にいましたが、空席が目立つように感じました。あと気になったのは聴衆のマナーの悪さ。拍手が早い人がいるのはよくあることですが演奏中にガサガサ音をたてる人が多かったと思います。さて、シュタインバッハーさんはブルーの素敵なドレスで登場しました。暗譜でしかも余裕で演奏していました。ここのところ暗譜で弾くヴァイオリン・リサイタルに遭遇したことがなかったので「すごい」と思いました。ところが、ホールが広いからでしょうか前半はヴァイオリンが鳴りきっていない感じがしました。1曲目のモーツァルトは仕方がないにしても、R.シュトラウスはもっとヴァイオリンが鳴ってもいいのになぁと思いながら聴いていました。後半は調子をあげてきた感がありました。プロコフィエフのソナタではシュタインバッハーさん独特の世界を描いていました。最後のフランクのソナタはではクーレックさんのミスタッチが目立ちましたが、(音が抜けたところもありました。)ヴァイオリンの方はなかなかの熱演でした。 アンコールは1.L.v.ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96より第2楽章 でした。終演後サイン会があり、お2人にサインをいただきました。 |
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2014年12月9日(火)日本センチュリー交響楽団 第196回定期演奏会 ◆指揮 飯森範親 ◆場所 ザ・シンフォニーホール ◆プログラム F.メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64 G.マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調 センチュリーの演奏を聴くのは何年ぶりでしょうか?ずいぶん長い間聴いていない気がします。ちなみに今年はメンコンを聴く機会が多くてこれで3度目です。(シュタインバッハーさんのメンコンを聴くのはこれが初めてですが。)オケは両翼配置でした。シュタインバッハーさんはピンク色の素敵なドレスで登場しました。(先日のリサイタルの時のドレスとは色違いでしょうか?)彼女の紡ぎだす音色はとても繊細でしたが、この日はヴァイオリンがよく鳴っていたと思います。(やはりホールの影響は大きいのでしょうか?)オケのバランスも良かったと思います。終演後「ブラヴォー!」の声もありました。 鳴り止まない拍手に応えてアンコールにS.S.プロコフィエフ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタニ長調Op.115 を演奏してくださいました。 後半はガラッと変わってマーラーの5番。出だしの葬送行進曲のトランペット良かったです。飯森さんはすごい集中力で指揮しておられました。非常に情熱的な演奏でした。マーラーを両翼配置にしてどうなのかと思っていましたが、生演奏で聴くと第4楽章の部分が掛け合いになっているのがよくわかり効果的なんだなぁと思いました。全体的に金管は良かったのですが、弦楽器は小編成だったこともあり、やや物足りなさを感じました。時々アンサンブルに乱れがあったのが残念でした。ですが、補助金を打ち切られても生き残りを模索している日本センチュリー交響楽団には頑張っていただきたいです。終演後飯森さんシュタインバッハーさんお2人のサイン会がありました。サイン会が終わったら夜10時をまわっていました。 | |||||