バイバ・スクリデ
Baiba Skride
      
2006年リサイタル 2006年9月21日(木)ヴァイオリン・リサイタル
◆ピアノ ラウマ・スクリデ
◆場所 浜離宮朝日ホール
◆プログラム
F.シューベルト/ヴァイオリン・ソナチネ第1番ニ長調D384,Op.137-1
L.V.ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47
             「クロイツェル」
M.ラヴェル/ヴァイオリン・ソナタト長調(1927)
M.ラヴェル/ツィガーヌ   

2001年のエリザヴェート国際音楽コンクール優勝者のバイバ・スクリデの演奏を生で聴くのは初めてです。リサイタルを聴いてみたかったので東京まで出かけて行きました。ピアノは妹のラウマ・スクリデ。姉妹なのでさすがに息はぴったりです。この日はNHKが放送用に録画撮りに来ていました。ヴァイオリンは日本音楽財団から貸与されている1725年製ストラディバリウス「ウィルヘルミ」とのことです。彼女は透明感のある綺麗な音の持ち主だと思います。この日の前半は「クロイツェル」がよかったと思います。1楽章の導入部の重音はゆったりとしたテンポで歌わせ気味に演奏していました。個人的には好きな解釈です。その後の激しいパッセージの表現もよかったと思います。2楽章の主題と変奏曲では表情豊かに繊細なメロディを聞かせてくれました。この楽章はゆったりしているだけに間延びしてしまいがちですが、退屈することはありませんでした。3楽章では軽快でピアノと息がぴったりの演奏を聞かせてくれました。後半の1曲目ラヴェルのソナタもよかったです。2楽章のピッツィカートもジャズ風のメロディーも上手く表現していました。3楽章の途中、いきなり弦が切れてしまいました。弦に力を掛け過ぎたからなのか、ガット弦を使っておられたからなのか詳細はわかりませんがこの日はそう湿気が多いわけではなかったのですが。。。思わぬハプニングで5分間程休憩になりました。弦を交換してから再び3楽章を演奏しました。弦が新しいからなのか音程がやや不安定でした。演奏は弦が切れないように気遣っているようにも感じられました。その後の「ツィガーヌ」も音程がやや不安定な部分がありました。

アンコールは
1.F.クライスラー/中国の太鼓
2F.クライスラー/美しきロスマリン

でした。終演後サイン会がありましたが、ものすごい行列でした。それにもかかわらず一緒に写真を撮ることも出来ました。

サイン