ワディム・レーピン
Vadim Repin
      
1992年リサイタル 1992年6月25日(木) ヴァイオリンリサイタル
◆ピアノ アレクサンドル・マルコーヴィッチ
◆場所 ザ・シンフォニーホール
◆プログラム
G.タルティーニ/ヴァイオリン・ソナタト短調「悪魔のトリル」
L.V.ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番へ長調Op.24「春」
R.シュトラウス/ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18
N.パガニーニ/ラ・カンパネラ

オイストラフの再来と騒がれたレーピンの演奏を初めて聴きました。この時は席が前の方でボーイングが良く見える場所だったので、彼のテクニックがいかに素晴らしいのが良くわかり圧倒されました。特に悪魔のトリルとラ・カンパネラが圧巻でした。機会があればリサイタルでもう一度聴きたいですね。

1999年レーピン・ヤブロンスキー・ベレゾフスキートリオ 1999年7月5日(月)レーピン・ヤブロンスキー・ベレゾフスキートリオ
◆チェロ ドミトリー・ヤブロンスキー
◆ピアノ ボリス・ベレゾフスキー
◆場所 ザ・フェニックスホール
◆プログラム
D.D.ショスタコービッチ/ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67
P.I.チャイコフスキー/ピアノ三重奏曲イ短調Op.50
              (ある偉大なる芸術家の思いでのために)

プログラムが前半後半入れ替わりました。都合で遅れてしまい、前半を聴くことが出来なかったのが残念でした。後半を聴いた感想ですが、3人の息がぴったりで非常に良かったと思います。レーピンのヴァイオリンの歌わせ方には相変わらず心に訴えるものがあり、かつテクニックも完璧で言うことなしです。座っていた席が前すぎたためなのかピアノが響きすぎていたのか、最終楽章で音量のバランスの点で少し不満が残りましたが、ベレゾフスキーのピアノも良かったと思います。ヤブロンスキーのチェロは歌わせ方が滑らかで私好みでした。例の如く終わってからサインをいただいて写真も撮って帰りました。次回はぜひリサイタルで聴きたいと思います。東京では頻繁にリサイタルをしているようですが、どうゆうわけか大阪ではリサイタルがありません。

サイン