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2000年5月21日(日)ヴァイオリンリサイタル ◆ピアノ ロハン・デ・シルヴァ ◆場所 ザ・シンフォニーホール ◆プログラム G.F.ヘンデル/ヴァイオリン・ソナタニ長調Op.1-13 M.ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26 F.クライスラー/プニャーニのスタイルによるテンポ・ディ・メヌエット R.シューマン/ロマンスイ長調Op.94-2 J.ブラームス/ハンガリー舞曲第9番ホ短調、第1番ト短調 P.サラサーテ/マラゲーニャOp.21-1 P.サラサーテ/ハバネラOp.21-2 A.ドヴォルザーク/スラブ舞曲第3番ト長調Op.72-8 H.ヴィエニアフスキ/エチュード・カプリース第4番イ短調Op.18-4 パールマンさんの演奏はあまり好みではなかったので生演奏は聴いたことがなかったのですが、曲目がよかったので足を運びました。小児麻痺というハンデがあるにもかかわらず杖を突いて舞台に登場し、器用にヴァイオリンを演奏されます。1曲目のヘンデルのソナタはお稽古名曲で有名ですが、プロが演奏するとこんなに素晴らしい名曲なのかと感じられる演奏でした。ブルッフはピアノ伴奏で聴くのは初めてでしたが、なかなか良い演奏でした。彼の太い音色にはこの曲は合っていると思います。特に2楽章の歌わせ方が素晴らしかったです。後半は小品集でした。欲を言えばう少し丁寧さが欲しかったですが、技巧的な曲と歌わせる曲とが入り混じっていて聴きやすくよかったと思います。 |
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