児玉 桃
Momo Kodama
      
2000年リサイタル 2000年10月16日(金) ピアノリサイタル
◆場所 ザ・フェニックスホール
◆プログラム
J.S.バッハ/カプリッチョ変ロ長調「最愛の兄の旅立ちにあたって」
        BWV.992
J.S.バッハ/フランス組曲第4番変ホ長調BWV.815
J.S.バッハ/パルティータ第2番ハ短調BWV.826
J.S.バッハ/4つのデュエットBWV.802〜805
J.S.バッハ/半音階的幻想曲とフーガBWV.903
J.S.バッハ/イタリア風協奏曲ヘ長調BWV.971

児玉桃さんの演奏は以前NHKでベルリンフィルとの共演を聴いたことがありました。(何でもその時は大変だった らしいです。演奏が良かったのでそんな素振りは少しも感じられませんでした。さすがプロですね。)この日はオールバッハ プログラムでした。バッハの曲はもともとはチェンバロのために書かれたものなのでピアノで弾くのは難解です。 全体的になかなか聴き応えがありました。特にフランス組曲第4番と最後に演奏されたイタリア協奏曲が印象に残りました。 細かいパッセージが上手いので感心しました。終演後サインをいただきました。

2004年大阪フィルハーモニー交響楽団池田公演 2004年7月16日(金)大阪フィルハーモニー交響楽団池田公演
◆指揮 大植英次
◆場所 池田市民文化会館アゼリアホール
◆プログラム
J.シュトラウス2世/喜歌劇「こうもり」序曲
W.A.モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
N.A.リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」Op.35

少し遠出して池田市まで行って来ました。アゼリアホールって駅から結構離れていて不便です。舞台も狭く、響きはかなりデッドでした。児玉桃さんのピアノを聴くのは4年ぶりで、モーツァルトは初めてでした。ホールが響かないこととここのピアノの音が硬いこともあってやや柔らかみの欠けた演奏に聞えましたが、表情は豊かで良かったと思いました。鳴り止まない拍手に応えてアンコールに「トロイメライ」を弾いて下さいました。(私としてはこちらの曲の表現の方が好みでした。)後半の「シェラザード」はなかなかの熱演でしたがホールが響かない分、管楽器の粗が目出ってしまったのは残念に思いました。コンサートマスターの奏でるヴァイオリンソロは時折音程が揺れる場面もありましたが非常に綺麗な音で美しく歌っていました。指揮者の大植さんって情熱的な指揮者で私好みです。最近この手のノリの指揮者が増えてきましたね。

サイン