ミラ・ゲオルギエヴァ
Mila Georgieva
      
1995年ソフィア・ゾリスデン 1995年10月15日(日)ソフィア・ゾリスデン
◆指揮 プラメン・デュロフ
◆場所 ザ・シンフォニーホール
◆プログラム
J.S.バッハ/G線上のアリア
F.シューベルト/アヴェ・マリアD.839,Op.52-6
F.J.ハイドン/セレナード
J.マスネ/タイスの瞑想曲
L.ボッケリーニ/弦楽五重奏曲ホ長調Op.11-5より「メヌエット」
J.S.バッハ=C.F.グノー/アヴェ・マリア
P.I.チャイコフスキー/弦楽四重奏曲第1番ニ長調Op.11より
              「アンダンテ・カンタービレ」
A.ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」Op8-1〜4

彼女の演奏を初めて聴いたのは、93年の関西フィルの定期演奏会で、当時16歳にもかかわらずブルッフの協奏曲を完璧に弾いていたのが印象的でした。今回のヴィヴァルディの四季も完璧な演奏でした。ソフィア・ゾリスデンは中々芸達者で、プログラムも聴きやすいものばかりで良かったと思います。終演後サインをもらって帰りました。

1999年ソフィア・ゾリスデン 1999年11月7日(日)ソフィア・ゾリスデン
◆指揮 プラメン・デュロフ
◆場所 ザ・シンフォニーホール
◆プログラム
J.S.バッハ/G線上のアリア
A.ドヴォルザーク/ユーモレスク変ト長調Op.101-7
J.パッヘルベル/3声のカノンニ長調
L.ボッケリーニ/弦楽五重奏曲ホ長調Op.11-5より「メヌエット」
F.クライスラー/愛の喜び
J.マスネ/タイスの瞑想曲
P.サラサーテ/カルメン幻想曲Op.25
F.シューベルト/アヴェ・マリアD.839,Op.52-6
E.エルガー/愛のあいさつOp.12
F.ショパン(N.ミルシテイン編曲)/夜想曲第20番嬰ハ短調
P.サラサーテ/チゴイネルワイゼンOp.20 他

盛りだくさんのプログラムでした。大人っぽくなったゲオルギエヴァの演奏はまだ粗さは残っていますが、しなやかで聞きやすい演奏で良かったと思います。途中携帯を鳴らす人がいましたねえ。しかもカルメン幻想曲の良い場面で。。。 携帯の音がするだけでせっかくの感動がさめてしまいます。

2000年リサイタル 2000年10月17日(火)デュオ・リサイタル
◆ピアノ 及川浩治
◆場所 神戸朝日ホール
◆プログラム
E.エルガー/愛の挨拶Op.12
L.V.ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47
             「クロイツェル」
F.ショパン(N.ミルシテイン編曲)/夜想曲第20番嬰ハ短調
F.ショパン/練習曲ハ短調Op.10-12「革命」(*ピアノソロ)
M.M.ポンセ(J.ハイフェッツ編曲)/エストレリータ(小さな星)
F.シューベルト(A.ヴィルヘルミ編曲)/アヴェ・マリアD.839,Op.52-6
A.I.ハチャトゥリアン(J.ハイフェッツ編曲)/バレエ「ガイーヌ」より
                           剣の舞
J.ブラームス(J.ヨアヒム編曲)/ハンガリー舞曲第5番ト短調
P.サラサーテ/チゴイネルワイゼンOp.20

ピアニストの及川さんとのデュオでした。開演に遅れてしまったので、1曲目は聞き逃してしまいました。2曲目の「クロイツェル」は角のない滑らかな演奏で やや物足りない気がしました。ピアノの音が大きくて聞えない部分もありました。後半は小品集でした。彼女の場合、「夜想曲」「アヴェ・マリア」のような感情表現を多く 必要とする曲は問題ないと思います。「剣の舞」「ハンガリー舞曲」はパッセージの早い部分にやや粗が目立ちました。「エストレリータ」に至ってはピアノと噛み合ってない 部分がありました。「チゴイネルワイゼン」はもう少し情熱が欲しいところです。及川さんの「革命」は力まかせに弾いてるように感じました。 終演後サイン会がありました。

2001年リサイタル 2001年10月14日(日)デュオ・リサイタル
◆ピアノ 及川浩治
◆場所 ザ・シンフォニーホール
◆プログラム
E.エルガー/愛の挨拶Op.12
L.V.ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47
             「クロイツェル」
F.ショパン(N.ミルシテイン編曲)/夜想曲第20番嬰ハ短調
F.ショパン/練習曲ホ長調Op.10-3「別れの曲」
F.ショパン/練習曲ハ短調Op.10-12「革命」(*ピアノソロ)
M.M.ポンセ(J.ハイフェッツ)/エストレリータ(小さな星)
F.シューベルト(A.ヴィルヘルミ編曲)/アヴェ・マリアD.839,Op.52-6
A.I.ハチャトゥリアン(J.ハイフェッツ編曲)/バレエ「ガイーヌ」より
                           剣の舞
J.ブラームス(J.ヨアヒム編曲)/ハンガリー舞曲第5番ト短調
P.サラサーテ/チゴイネルワイゼンOp.20

昨年に引き続いてピアニストの及川さんとのデュオでした。プログラムも「別れの曲」「タイスの瞑想曲」以外はアンコールも含めて全て同じ。(チラシもほとんど同じです。)もう少し工夫が欲しかった気がします。彼女のヴァイオリンは線が細いので、及川さんとのバランスが悪かったように感じました。全体的にピアノの音が大きすぎて音が聞こえない部分が目立ちました。このあたりは昨年と同じ印象です。「夜想曲」「アヴェ・マリア」のような感情表現を多く 必要とする曲は問題ないと思いますが、激しさを伴う曲はやはり粗い気がします。「ハンガリー舞曲」には一部ミスもありました。にもかかわらず好評だったのかお客さんはなかなか帰ろうとしませんでした。後日TV放映されるそうです。 終演後サイン会がありました。

サイン