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1995年5月10日(水)関西フィルハーモニー管弦楽団第109回 定期演奏会 ◆指揮 沼尻竜典 ◆場所 ザ・シンフォニーホール ◆プログラム C.M.v.ウエーバー/歌劇「オベロン」序曲Op.81 A.L.ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53、B.108 L.V.ベートーヴェン/交響曲第4番変ロ長調Op.60 小林美恵さんは90年ロン・ティボー国際コンクールで日本人として優勝したヴァイオリニストです。この日初めて彼女の演奏を聴きました。ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲はマイナーな曲の1つでめったに演奏される機会はないと思います。期待たっぷりで聴きましたが、ちょっと杓子定規すぎたかなって感じました。この曲はもう一つ捕らえどころがなくて演奏する側も聴く側もつらい曲なのでしかたがないとは思います。後半のベートーヴェンは可もなく不可もなくの演奏でした。終演後美恵さんにサインいただきました。この時は漢字のサインを書いておられました。 |
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1999年10月9日(金)ヴァイオリンリサイタル ◆ピアノ/荻野千里 ◆リビエールホール小ホール ◆プログラム J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ハ長調 BWV.1006より B.バルトーク/ヴァイオリン・ソナタ第1番(1921) F.クライスラー/美しきロスマリン F.クライスラー/愛の悲しみ F.クライスラー/愛の喜び K.シマノフスキ/パガニーニの3つのカプリス E.イザイ/子供の夢 P.サラサーテ/カルメン幻想曲Op.25 この日270人は入れるホールに聴衆はたった50人。本人も唖然としていました。もっときちんと宣伝すべきです。美恵さんの解説付きで演奏は進んでいきました。この日体調が悪かったらしく、後半の曲ではミスもありましが、前半のバルトークはとても聴きやすく良い演奏だったと思います。終演後サインをいただいて、写真も一緒に撮ることができました。 |
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2000年3月21日(火)大阪フィルハーモニー交響楽団3大協奏曲の夕べ ◆指揮 円光寺雅彦 ◆場所 フェスティバルホール ◆プログラム F.メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64 大フィル恒例の3大協奏曲の夕べですが、私はこの日が初めてでした。美恵さんのメンデルスゾーンは以前聴いたドヴォルザークよりも角が取れた演奏でした。線は細いですが、なかなか感情のこもった熱演で良かったと思います。終演後サインをいただいて、写真も一緒に撮ることができました。美恵さんが私のことを覚えてて下さっていてとても嬉しかったです。 |
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2000年7月16日(日)大阪フィルハーモニー交響楽団 ◆指揮 小林研一郎 ◆独唱 畑田弘美(ソプラノ) 茶木敏行一(テノール) 雁木悟(バリトン) ◆合唱 川西市民合唱団 ◆川西市文化会館大ホール ◆プログラム C.サン・サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソOp.28 P.サラサーテ/ツィゴイネルワイゼンOp.20 C.オルフ/世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」 舞台が狭いため、反響板なしで演奏していました。そのためか音はすべて直接音が飛んでくるという感じでした。美恵さんの演奏は1曲目もさることながら、2曲目のツィゴイネルワイゼンがなかなか情熱的な演奏で良かったと思います。青いドレスも素敵でした。後半のカルミナですが、大フィルの金管が時々失敗していましたが、全体的には迫力ある演奏で良かったと思います。少年少女合唱団もよかったです。合唱団も行け行けモードでまとまりもあってよかったです。コバケンさんもすごくのっていて、コバケンさんのこの曲に対する思い入れの強さを感じました。私自身は昔カルミナを歌った頃のことを思い出したりしていました。曲が終った瞬間、例によって、ブラヴォー隊が大騒ぎしていました。体調が悪かったのでこの日は終演後すぐに帰りました。 |
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2006年9月13日(水)大阪シンフォニカー交響楽団第112回 定期演奏会 ◆指揮 尾高忠明 ◆場所 ザ・シンフォニーホール ◆プログラム 武満徹/死と再生 M.ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26 E.W.エルガー/交響曲第1番変イ長調Op.55 もしかしたら思い違いかもしれませんが、15年前に尾高さんは同じプログラムをN響でなさったと思います。1曲目の「死と再生」は映画「黒い雨」のテーマ曲で原爆のもたらした不幸、物悲しさを感じさせる曲でした。尾高さんはこの曲を初演なさったそうで曲に対する思い入れが感じられました。2曲目のブルッフで登場の小林美恵さんの演奏を聴くのは約6年ぶりでかなり久しぶりです。繊細な部分の表現がよかったと思います。音量を出そうとなさっておられたのか、大きな音は振りを大きくして演奏しておられました。そのため全体的にカッチリした感じの演奏になっていました。この日は3階に座っていましたが、オケの音量が大きすぎて時々ヴァイオリンの音が聞こえなかったりもしていました。もう少しオケの音量を抑えて欲しかったです。後半のエルガーの交響曲はイギリス本国では人気のある曲だということですが、1時間以上もある長い曲なうえ、同じテーマが何度も出てくるので間延びしてしまい終楽章を迎える頃には疲れてしまいました。終演後サインをいただきました。 |
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