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1993年5月31日(月)ヴァイオリンリサイタル ◆ピアノ ロバート・マクドナルド ◆場所 ザ・シンフォニーホール ◆プログラム F.シューベルト/ヴァイオリン・ソナチネ第1番ニ長調D.384,Op.137-1 L.V.ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47 「クロイツェル」 E.エルガー/ヴァイオリン・ソナタホ短調Op.82 A.ドヴォルザーク/ユモレスク変ト長調Op.101-7 P.サラサーテ/序奏とタランテラOp.43 世界のMidoriさんの演奏をこの日初めて聴きました。満員のホールで聴いた曲で一番印象に残ったのは序奏とタランテラでした。前半のベートーヴェンのクロイツェルについてはまだ課題があるように感じましたが、テクニックについては本当に申し分ないと感じました。それにしても写真で見るよりはるかに小柄なのにこんな激しい演奏が出来るなんて。。。終わってからのサイン会はものすごい列でしたが、全員にサインをして下さいました。ファンをとても大事にする人だなと感じました。 |
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1996年6月1日(土)デュオリサイタル ◆ピアノ ロバート・マクドナルド ◆場所 京都コンサートホール大ホール ◆プログラム W.A.モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調K.379(373a) J.ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」 S.S.プロコフィエフ/ヴァイオリンとピアノの為の5つのメロディ Op.35bis C.S.サン=サーンス/ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調Op.75 後半の最後の曲がエネスコのヴァイオリンソナタ第3番イ短調Op.25からサンサーンスのヴァイオリンソナタ第1番に変更になりました。ホールが響かないせいか音が拡散して聞えました。93年に聴いた時よりかなり奥が深い内容のある演奏になっていると感じました。モーツァルトとブラームスに関してはもう少しだと思いましたが、プロコフィエフとサン・サーンスはとても良かったと思います。この日、 最終の新幹線で倉敷に移動しなければならないにも関わらず大勢の人が並んでいたのでサイン会をして下さいました。 |
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1996年10月5日(土)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ◆指揮 ズービン・メータ ◆場所 フェスティバルホール ◆プログラム L.V.ベートーヴェン/「エグモント」Op.84序曲 J.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77 W.R.ワーグナー/歌劇「ニーベルングの指環」神々のたそがれより チケットの発売日、朝から必死に電話をかけまくったのにも関わらずチケットが取れなくて後日キャンセル分をやっとの思いで取ることが出来ました。生まれて始めてウィーンフィルとMidoriさんのペアで演奏を聴くことが出来ました。彼女のブラームスは女性らしい情熱的な演奏で涙が出そうなほど感動しました。観客も息を呑んで聴いていて、楽章の合間に溜息が漏れていました。批評は賛否両論だったようですが、私にとってはとても意義のある演奏でした。今までのシャープなボウイングよりも 歌わせる部分が際立って、彼女の成長が感じられましたし。 |
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1998年12月17日(木)デュオリサイタル ◆ピアノ ロバート・マクドナルド ◆場所 ザ・シンフォニーホール ◆プログラム A.シュニトケ/古い様式による組曲(1972) B.バルトーク/ヴァイオリン・ソナタ第1番(1921) C.A.ドビュッシー/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ C.フランク/ヴァイオリン・ソナタイ長調 この日の演奏は恐らく最も感動したコンサートの1つに入ると思います。そのぐらいハズレが無かったと思います。最初のシュニトケの曲は彼の曲にしては聴きやすい曲でした。とても軟らかく演奏していました。バルトーク、ドビュッシーは予想通り彼女の得意パターンの演奏でしたが、以前の様な技術ばかりが目立つ演奏ではありませんでした。 最後のフランクの歌わせ方には感動しました。2楽章が終わった時に拍手が起こってしまったのはちょっと驚きましたが。終楽章が終わった時の観客の反応はすごいものでした。サイン会にはホールを半周するほど人が並びました。今回は運良くお2人の写真も撮ることが出来ました。 |
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2000年5月25日(木)デュオリサイタル ◆ピアノ ロバート・マクドナルド ◆場所 ザ・シンフォニーホール ◆プログラム J.S.バッハ/ヴァイオリン・ソナタ 第3番ホ長調BWV.1016 J.コリリアーノ/ヴァイオリン・ソナタ A.シェーンベルク/幻想曲Op.47 J.ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108 いつもチケットが完売になるザ・シンフォニーホールでのリサイタルですが、感動しました!1曲目のバッハはやりすぎない程度に表現をつけた 演奏でした。2曲目のコリリアーノは激しさと美しさが共存した素晴らしい演奏でした。後半のシェーンベルクもブラームスも技術はもちろん、 表現がよく出ていて良かったと思います。ここ数年、内面に入り込んだ演奏が多かったのですが、久し振りにテンションが高い演奏でした。強弱 のつけ方、右手の奏法が素晴らしく良かったと思います。途中携帯のベルが鳴ったのだけは残念です。しかも静かな部分で。終演後お2人への質 問コーナーがありました。サイン会ももちろんありました。有名なのにおごり高ぶったところがない姿勢には本当に好感が持てます。 |
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2000年5月31日(水)デュオリサイタル ◆ピアノ ロバート・マクドナルド ◆場所 びわ湖ホール大ホール ◆プログラム J.S.バッハ/ヴァイオリン・ソナタ 第3番ホ長調BWV.1016 F.J.M.プーランク/ヴァイオリン・ソナタ(1943) A.ウェーベルン/ヴァイオリンとピアノのための4つの小品Op.7 L.V.ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47 「クロイツェル」 会場が遠かったため1曲目は聞き逃してしまいました。2曲目のプーランクは恐らく演奏されることはほとんどないと思います。現代曲風ですが 2楽章がとても美しい曲でした。後半のウェーベルンの曲が非常に短かい曲だったので、2回演奏されました。最後のクロイツェルですが、前に 聴いた時に比べて数段良くなったと思います。激しい部分と歌う部分の表現の違いが実にはっきりしていました。第1楽章のあと拍手が起こるだ ろうなと思っていたら案の定。最後の楽章が終わった直後「ブラヴォー!」と叫ぶ人もいました。この日もお2人への質問コーナーがありました。 これからはめったに演奏されない曲を必ず演奏会に取り入れていくのだそうです。サイン会もありました。Midoriさんとツーショットで写真も撮りました。 |
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