カテリーナ・マヌーキアン
Caterine Manoukian
      
2000年リサイタル 2000年7月19日(水)ヴァイオリンリサイタル
◆ピアノ 若林顕
◆場所 いずみホール
◆プログラム
E.イザイ/悲劇的な詩Op.12
J.ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
P.I.チャイコフスキー/憂うつなセレナードOp.26
L.V.ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47
             「クロイツェル」

カナダ生まれの新星ヴァイオリニスト。CDが2枚でていて聴く機会があればと思っていました。仕事の都合で遅れたため、1曲目は聴きのがしてしまいました。 ブラームスも後半のベートーヴェンも若いわりに結構頑張っていたように思います。一番感動したのはアンコールで弾いたノクターン第20番でした。この曲は 大好きで私も弾いたことがありますが、繊細な表現が必要です。マヌーキアンの演奏はそれがよく出ていたと思います。若いのに表現力が整ってるように感じま した。素晴らしいです。終演後サイン会がありました。

2001年リサイタル 2001年12月19日(水)ヴァイオリンリサイタル
◆ピアノ 山洞 智
◆場所 いずみホール
◆プログラム
J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調
        BWV.1004より「シャコンヌ」
C.フランク/ヴァイオリン・ソナタイ長調
A.I.ハチャトゥリアン/バレエ「ガイーヌ」よりアイシェの踊り
A.I.ハチャトゥリアン(J.ハイフェッツ編曲)/バレエ「ガイーヌ」より
                           剣の舞
A.アルチュニアン/ヴァイオリンとピアノのための協奏曲

1曲目はバッハの「シャコンヌ」をピアノ伴奏付きで弾いていましたが、彼女の弾き方のせいもあって、まるで交響曲みたいに感じられてイメージが違うなと感じてしまいました。次のフランクは結構良かったですが、ピアノにミスがあったのが少し残念です。(難しいですからね。)後半はアルメニア系の曲が主流なだけあってなかなか良かったです。前回同様ハチャトゥリアンが一番印象に残った気がします。アルチュニアンの協奏曲は曲としてはよくわからないまま終ったのですが、照明効果も伴った演奏でなかなか良かったと思います。終演後サイン会がありました。

サイン