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◆2012年7月2日(月)リサイタル ◆場所 いずみホール ◆プログラム R.A.シューマン/アベッグ変奏曲Op.1 R.A.シューマン/アラベスクOp.18 R.A.シューマン/献呈S.566 R.A.シューマン/子供の情景Op15 W.A.モーツアルト/ソナタ第12番ヘ長調K.332 F.シューベルト/さすらい人幻想曲D760,Op.15 河村さんはCDでの演奏は聴いたことがありましたが、生演奏は初めてでした。集客は8割強ぐらいでした。ドレスはラベンダー色。全体的にゆっくりめな曲と速い曲とのコントラストがはっきりしていて、かといって間延びすることなく、タッチが強すぎることもなく素晴らしかったです。前半の「献呈」「子供の情景」、後半の「さすらい人幻想曲」が特に素晴らしかったです。終演後は立ち上がる人もいました。 アンコールは3曲もありました。1.F.メンデルスゾーン/無言歌集Op.53-1変イ長調「浜辺で」 2.F.メンデルスゾーン/無言歌集Op.53-2変ホ長調「浮雲」 3.R.A.シューマン/献呈S.566 2曲弾いてもまだ聴衆が帰らないので3曲目に「献呈」を演奏してくださって嬉しかったです。終演後にサイン会がありました。河村さんは今後に期待できるピアニストの1人だと思います。機会があればまたコンサートに行きたいと思います。 |
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◆2013年6月9日(日)リサイタル ◆場所 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール ◆プログラム J.S.バッハ/平均律第2巻より第12番ヘ長調BWV881 L.V.ベートーヴェン/自主の主題による32の変奏曲ハ短調Wo0.80 J.ブラームス/ピアノ小曲集Op.118 F.ショパン/バラード第1番ト短調Op.23 F.ショパン/バラード第2番ヘ長調Op.38 F.ショパン/バラード第3番変イ長調Op.47 F.ショパン/バラード第4番ヘ短調Op.52 昨年に引き続き河村さんのリサイタルに出かけてきました。集客は9割方は入っていたでしょうか。衣装はグリーンの素敵なドレスでした。前半はバッハ、ベートーヴェン、ブラームス。いわゆる3Bの曲ですが、バッハ以外は曲を予習していなかったので細かいコメントはしません。個人的には選曲が玄人受けしそうな曲に思えましたが、ベートーヴェンが特に良かったと思いました。自主の主題による32の変奏曲はプログラムによれば、1806年秋にウィーンで書かれた作品で、ベートーヴェン自身がピアノであらゆる実験的な書法を試みていたことが伺える作品なのだそうです。河村さんの演奏はとても表情豊かだと思いました。ブラームスは初めて聴きましたが美しい演奏だと思いました。河村さんは高音の響かせ方が独特なように思います。後半のバラードでは特にそう感じました。一緒に行った主人はバラードの3番、4番が良かったと言っておりましたが、私は1番、4番が良かったと思いました。女性らしい表現の仕方で弱い部分から強い部分へ移る場面でもタッチがソフトでとても聴きやすい演奏だと思いました。終演後は「ブラヴォー!」の声がありました。 鳴り止まない拍手に応えてアンコールは2曲ありました。1.F.シューベルト/楽興の時D780より第3曲ヘ短調 2.J.S.バッハ(E.ペトリ編曲)/羊は安らかに草をはむ (狩りのカンタータBWV208) 終演後にサイン会がありました。主人はCDのジャケットに私はプログラムにサインをいただきました。 |
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