昼間は少し暑いぐらいのお天気の三連休最終日にコンサートに行ってきました。ご覧の通り、オールフランス＆ベルギープログラムでした。サン=サーンスのヴァイオリン・ソナタの1番はここのところ聴く機会が増えてきているものの、フランクのソナタを除いてはややマイナー路線といいますか、玄人好みの路線だったように感じました。特にフォーレ、ルクーのソナタは私も生演奏では聴いたことがありませんでした。ルクーはベルギー生まれ。フランクのお弟子さんで、24歳という若さで亡くなっている方です。この曲生演奏で聴くとミュートをどこで使用しているのかもよくわかって面白いと思いました。全体的に朝子さんらしい美音を利かせた演奏でしたが、個人的には前半のおサン=サーンスのソナタが良かったと思いました。第2楽章後半のアレグロ・モルトのロンドのところは特にお2人共頻繁に共演なさっているだけあって息がぴったりの素晴らしい演奏でした。後半最後のフランクのソナタでは朝子さんらしい繊細な演奏とスナイダーさんの絶妙な間の取り方が素晴らしと思いました。

でした。終演後お2人のサイン会がありすごい行列でした。私も並んでサインをいただきました。私の名前入りでサインしますとおっしゃったのですが、CDのジャケットに自分の名前を書いていただくのは気が引けるので、「サインと日付だけお願いします。」と申し上げましたら、スナイダーさんは日付を2013年8月23日と間違ってい書かれました。（スナイダーさん、今日は9月23日です。(^_^;)）